こんにちは。小泉朝子です。
今日もシェントウジャンを求めて、東京をさまよっています。
今回うかがったのは、高円寺にある「マルタスカフェ」さん。ここのシェントウジャンは、なんと毎月第1水曜日だけしか食べられません。
それではいってみましょう。
第1水曜だけ「マルタスカフェ」になるお店

JR中央線・高円寺駅の北口から歩いて10分ほど。マルタスカフェさんは、ちょっと変わった仕組みのお店です。
場所は「716cafe(なないろカフェ)」というシェアキッチン。曜日ごとに違うお店が入れかわりで営業していて、そのうち毎週水曜日が「マルカフェ」さんの日です。ふだんは創作和食のカフェとして営業されています。
そして第1水曜日だけ、台湾メニューの「マルタスカフェ」さんに変身するのです。つまりシェントウジャンが食べられるのは、月に1回だけ。
お店の前に出ている黒板を見て、名前の意味がわかりました。ロゴは「maru + cafe」。マルカフェに「+(タス)」で、マルタスカフェなんですね。かわいい。

シェアキッチンの中の、月に一度だけのお店。これは行くしかない、と早速うかがってきました。
Instagramのアカウントは「マルカフェ」さんのまま。そこで「マルタスカフェになります」という告知が出ます。716cafe(なないろカフェ)さんとの共同投稿になっていることもあるので、どちらのアカウントもチェックしてみてくださいね。営業日やメニューの最新情報はこちらで告知されています。
こじんまりとした和風の店内。ここだけ別世界
11時開店のところ、11時15分ごろに到着しました。中にはおひとり様のお客さんがいらっしゃいました。

店内は、こじんまりとした和風のカフェといった感じ。塗り壁に木のぬくもり、そこかしこに置かれた素敵な小物がかわいくて癒やされます。
店員さんに「お好きなところにおすわりください」と言われて、きょろきょろ。
キッチンの前のカウンター席、手前のテーブル席、靴をぬいで上がる小上がりの座敷席まであって、どこに座ろうか悩んじゃいました。椅子がひとつひとつ違うのも、見ていて楽しいです。

結局、奥の素敵なテーブル席に座りました。
石を積んだ壁に、モザイクガラスのランプ。そして壁のくぼみには、小さなおうちと鹿のフィギュア。ここだけ別世界です。

ちなみにこちら、ワンちゃんの同伴可能席があります。店頭の黒板にも「同伴可能席あります!」と書いてありました。
カウンターにずらりと飾られているのは、ワンちゃんや猫ちゃんの似顔絵。じつはこちら、ワンちゃん同伴で来店すると、次回いらしたときに似顔絵をプレゼントしてくださるのだそうです。お名前も入れてもらえるとのこと。
なんて素敵なサービス。
注文はワンプレート。おにぎりの具が選べる!
店員さんがメニューとお水を持ってきてくださって、しばし悩みます……。

シェントウジャンは決まっているけれど、おにぎりの具も選べるとな!?
塩・ごま塩・梅・昆布・ごま高菜・おかか・青唐辛子みそ・しそわかめ。さらに鮭・明太子・ツナマヨ(各+30円)まであります。
ここは今の自分の気持ちに正直に……塩と梅をおねがいしました。
今回注文したのはこちら。
- シェントウジャンSet 税込850円(おにぎり2個・サラダ・副菜つき/具は塩と梅を選択)
メニューにはこう書いてありました。
シェントウジャンは台湾の豆乳スープです。豆乳+お酢ベースのスープに桜海老、ネギ、カリカリのバケットをトッピング。
おにぎりが主役級のお店なのに、主食はライスかバケットにも変更できるのだそう(50円引き)。ここまで自由に選べるお店ははじめてです。
ほかにもポトフSet(900円)、豆乳坦々うどん 温・冷(850円)が並びます。ドリンクセットはランチに+100円、ドリンク+ミニデザートセットは+200円で、デザートは豆花かバニラアイスから選べます。豆花があるのがうれしいですね。
注文から約10分ほどで到着です。
シェントウジャン登場。お酢の酸味と豆乳の濃さが同時に来た
運ばれてくる途中から、酸味のする香りがふわ〜っとしてきました。お酢の香りです。

ワンプレートの中に、シェントウジャンの器と色とりどりのお野菜、ポテト。別皿におにぎりが2つ。
いやー、色どりで食欲がわく!
器は浅めの、中くらいのどんぶり。具は桜海老、ねぎ、ザーサイ、そしてラー油です。桜海老の赤とねぎの緑が、白いスープにぱっと映えます。
店員さんからは「シェントウジャンはよく混ぜてお召し上がりください」との説明を受けました。
とはいえ、とりあえず最初のひとすくいは混ぜずにいただきます。とろっと、さらっとの中間くらい。

そのままひとくち……おお。お酢の酸味と豆乳の濃さが同時に来た。
あと、すくったところのせいもあるけれど、エビが口いっぱいにひろがる。
塩味も多少あります。でもいちばんに来るのは、やっぱり豆乳の濃さ。色が少し黄色みがかって見えたのも、豆乳が濃いせいなのかなと思いました。
そのまま混ぜていくと、固いところとスープ状のところが混ざって、いい感じのおぼろ状になっていきました。店員さんの「よく混ぜて」の意味がよくわかります。
ひとことで言うなら、豆乳がおいしいシェントウジャン。熱々でお酢の酸味もきいていて、するすると食べてしまいました。
揚げパンはまさかのバゲット!
そしておもしろかったのが揚げパンのポジション。メニューには「カリカリのバケット」と書いてあります。台湾の油條ではなく、バゲットなのです。
一口食べてみると、スープについていないところはかりっと。ついているところはしなっと。どちらもおいしくて、1杯のなかで2つの食感が楽しめました。
シェントウジャンの特徴
| 器の大きさ | 浅めの、中くらいのどんぶり |
| 豆乳の濃さ | 濃い(この一杯の主役) |
| とろみ感 | とろっとさらっとの中間(混ぜるとおぼろ状に) |
| 揚げパン | カリカリのバケット。スープについていないところはかりっと、ついているところはしなっと |
| 具 | 桜海老・ねぎ・ザーサイ・ラー油 |
| 温度 | 熱い |
| 酸味 | しっかり感じる(お酢の酸味・香りからきます) |
| 塩味 | 多少する |
| 提供スピード | 約10分 |
| 台湾感 | 店内は和風のこじんまりとしたカフェ。和のしつらえのなかで味わう台湾の朝ごはんです |
| 金額 | 税込850円(おにぎり2個・サラダ・副菜つきのセット) |
選べるおにぎりと、彩りのお野菜
別皿で出てくるおにぎりは2個。今回は塩と梅にしました。
小ぶりで食べやすい大きさ。塩加減がばっちりで、これだけでもおいしいです。梅のほうも、さっぱりしていて夏にぴったりでした。

お野菜も彩りよく、プレートの上ににぎやかに並びます。

- もやしとにんじんのナムル
- 大根サラダ(ごまドレッシング)
- サラダ菜(ごまドレッシング)
- ポテト(塩と青のり)
おにぎりもお野菜もついて、少食の方にはちょうどいい量だと思います。
こんな人におすすめ
- 濃い豆乳のおいしさを味わいたい人
- お酢の酸味がしっかりきいた一杯が好きな人
- 月に一度だけ、というレア感のあるお店を狙って出かけるのが好きな人
- おにぎりやお野菜も一緒に、朝ごはんらしいワンプレートで食べたい人
- 量が多すぎないほうがうれしい人
- ワンちゃんと一緒に台湾の朝ごはんを食べたい人
- ひとりでも入りやすいお店を探している人
ペット連れで行けるお店はほかにもあって、店内OKのCafe Xperienceさん(武蔵小山)、テラス席でご一緒できる一餅堂さん(四ツ谷)もどうぞ。
そしてなにより、台湾の朝ごはんが食べられるのは第1水曜日だけ。おでかけ前にInstagramのチェックをお忘れなく。
お店情報
| 営業時間 | 台湾メニュー(シェントウジャン)は毎月第1水曜日のみ 11:00〜15:30(L.O.15:15) ※そのほかの水曜日は創作和食のカフェ「マルカフェ」として営業 |
| 定休日 | 水曜日以外(716cafe内で曜日ごとにお店が替わります) |
| 住所 | 東京都中野区大和町3-21-1 716cafe内 |
| アクセス | JR中央線・高円寺駅 北口から徒歩10分 |
| 座席 | カウンター席・テーブル席4席ほど・小上がりの座敷席(テラス席はなし) |
| ペット同伴 | ワンちゃんの同伴可能席あり |
| 支払い方法 | 現金・PayPay |
| その他 | フリーWi-Fiあり/テイクアウトあり(詳しくは店頭の案内をご覧ください) |
| 訪問日 | 2026年8月5日 |
まとめ
高円寺のシェアキッチンの中で、月に一度だけ現れる台湾の朝ごはん。
お酢の酸味と濃い豆乳が同時に来て、口の中には桜海老がひろがる。揚げパンがバゲットというのも、ここならではのおもしろさでした。和風のこじんまりとした店内でいただく台湾朝食は、なんだかとくべつな時間です。
そして、次回うかがったときには似顔絵を渡してくださるとのこと。これはもう、来月の第1水曜日も行くしかありません。
同じ中央線なら、となりの阿佐ヶ谷にも台湾タンパオさんがあります。あわせて中央線の台湾朝ごはん散歩、いかがでしょうか。
第1水曜日、高円寺のほうへお出かけの際はぜひ行ってみてください。
ごちそうさまでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
東京で台湾の朝ごはんが食べられるお店は、こちらの記事にぜんぶまとめています。


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