こんにちは。小泉朝子です。
東京のシェントウジャンを20軒食べ歩いてきましたが
今回は家で作ってみました。
きっかけは、セブンイレブンで台北の人気店「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」のボトル豆乳が発売されたこと。
2026年8月18日発売、しかも東京都限定。
1軒目のセブンでは見つからず、店員さんも「知らない」とのこと。2軒目で発見して、即購入しました。
せっかくなので、そのまま飲むだけではなく鹹豆漿(シェントウジャン)にしてみます。
豆乳以外の材料は、なんと全部業務スーパーでそろいました。
1杯およそ200円。
そして結果は――これが、かなりうまい。
阜杭豆漿(フーハンドウジャン)とは?台北・華山市場の行列店です
阜杭豆漿(フーハンドウジャン)は、台北の華山市場の2階にある朝ごはん屋さん。1958年創業で、ミシュランガイド台湾のビブグルマンに何度も選ばれている、朝から長い行列ができるお店です。
そのお店の豆漿が、ボトル飲料になっています。
台湾ではセブンイレブン限定で売られていて、月に25〜30万本も出ているそう。
どこで買える?セブンイレブンの東京都限定です(290mL・税込213円)
それが、日本のセブンイレブンにも並びました。
商品名は「フーハンドウジャン プレーン 290ml」、税抜198円(税込213円)です。
⚠️ 発売は2026年8月18日。販売地域は東京都限定です。東京以外のセブンイレブンには置いていません。
今回買ったのはプレーン。台湾には無糖もあります。ラベルを見ると「調製豆乳」で、原材料は大豆と砂糖。
輸入者は株式会社カサ・ピノ・ジャパン、原産国は台湾です。

そのまま飲んだ味は?甘くて、青くささがありません
先に、豆乳をひとくち飲んでみました。
甘い。そして大豆の味がしっかりある。豆乳が苦手な人が言う、あの青くさい感じがまったくありません。白というより、少しコーヒー牛乳っぽい色をしています。
そのまま飲んでもおいしい豆乳です。
ちなみに、東京にはシェントウジャンを出しているお店が何軒もあります。私はこれまでに20軒まわりました。
おうちで作る一杯と、お店で食べる一杯は、また別のおいしさです。東京にお住まいなら、お店のほうもぜひ一度試してみてください。

材料(1人分)
| 阜杭豆漿(プレーン・加糖) | 200mL |
|---|---|
| しょうゆ | 5mL(小さじ1) |
| 米酢 | 10mL(小さじ2) |
| 干しえび | ひとつまみ |
| 味付け中華ザーサイ | お好みで |
| ラー油 | お好みで |
| 冷凍青ねぎ(普通のねぎでもOK) | お好みで |
| 冷凍油條(ヨウティヤオ) | 1本 |
しょうゆ5mLに対して、米酢は倍の10mL。この比率さえ守れば、あとは目分量で大丈夫でした。

材料は業務スーパーでそろえました。

材料はこれだけ。台湾のお店で出てくるシェントウジャンと、ほぼ同じ顔ぶれです。
作り方
1.器に、しょうゆ・米酢・干しえび・ザーサイをいれる
どんぶりにしょうゆと酢をいれ軽く混ぜます。
そのあと具を全部入れておきます。ここが大事なところで、先に入れておくのがポイント。
※いろどり的に干しエビはあとからでもOK

2.豆乳を電子レンジで温める
今回は500Wで2分30秒。豆乳は約84℃になりました。
3.高いところから、一気に注ぐ
今回は高めの位置から一気に注いでみました。
細かい泡がたくさん立ち、この泡の口当たりも私はかなり好きでした。

4.すぐに混ぜない。少し待ってから、下からすくうように
注いでから1分ほどで混ぜてみたら、さらさら。「失敗した?」と思いました。
でも、もう少し時間を置いて、下からすくうように混ぜたら、ちゃんとおぼろ状になりました。
失敗ではなく、待つ時間が足りなかっただけだったんです。
そういえば、石神井公園の来久三堂さんでも、店員さんに「よくかき混ぜてください、おぼろ状になってくるので」と言われました。あれと同じでした。
- 注いだら、すぐには手を出さない
- 1分では早い。もう少し置く
- 混ぜるときは、スプーンで下から持ち上げるように
5.青ねぎと油條をのせる
冷凍青ねぎは、凍ったままパラリと。熱いスープの上ですぐ解けます。
油條はトースター1000Wで5分。温めてから4つに切って、上にのせます。


6.ラー油をお好みでかけて完成
ラー油をかけるとピリッとした辛味がアクセントになります。
辛いのが苦手な方はかけなくてもOK。

食べてみた
とろっとした食感。そして豆乳がうますぎる。
酸味もちゃんとあるのですが、それより先に豆乳の味が来る。豆乳が勝つシェントウジャンです。
そのままでも甘くておいしい豆乳なので、当然といえば当然かもしれません。
でも、その豆乳でシェントウジャンを作ると、めちゃめちゃおいしいことになるとは思いませんでした。
濃さもしっかりあります。うすい豆乳をお湯で伸ばしたような頼りなさが、まったくありません。
下からすくうように混ぜると、底に沈んでいたザーサイが上がってきて、塩味がきいてくる。
ここで味が変わります。上のほうを食べているときと、底まで混ぜたあとで、二度おいしい。
油條はさくさく。スープに浸かっているところはぐじゅぐじゅになっていて、この落差がたまりません。
トースター1000Wで5分は、手軽で簡単。
高いところから注いだおかげで、細かい泡がずっと消えずに残っていました。この泡ごとすくうのが気持ちいい。
おうちシェントウジャンの特徴
お店の記事と同じ項目で、おうち版も採点してみました。
| 器の大きさ | 黒いどんぶり(お店の標準サイズくらい) |
|---|---|
| 豆乳の濃さ | 濃い。阜杭豆漿(調製豆乳・加糖)をそのまま使用 |
| とろみ感 | 少し待ってから下から混ぜると、しっかりおぼろ状に |
| 揚げパン | 冷凍油條をトースター1000W・5分。4切れを上にのせる |
| 具 | 干しえび・ザーサイ・青ねぎ・ラー油 |
| 温度 | 注いだ豆漿が84度。器に移してもしっかり熱い |
| 酸味 | ある。ただし豆乳の味のほうが勝つ |
| 塩味 | 底のザーサイを混ぜ上げるときいてくる |
| 台湾感 | 台湾製の阜杭豆漿ブランドの豆乳を使用 |
| 金額 | 1杯およそ200円(豆漿137円+油條46円+調味料と具で数十円) |
| 作った時間 | レンジ2分30秒+トースター5分。準備を入れても10分ほど |
今回作ってみてわかったこと
- 今回は豆乳84℃でおぼろ状になった
- 注いで1分ではまださらさらだった
- 少し待って底からすくうと固まりが現れた
- 調製豆乳・大豆固形分6%以上・加糖でも固まった
- 冷凍油條はトースター5分で十分おいしい
- 豆乳以外の材料は業務スーパーでそろった
材料はどこで買う? 豆漿はセブン、あとは業務スーパー
阜杭豆漿はセブンイレブン、それ以外はすべて業務スーパーで買えました。値段は税抜きです。
| 材料 | 内容量 | 税抜価格 | 買った場所 |
|---|---|---|---|
| フーハンドウジャン プレーン | 290mL | 198円 | セブンイレブン(東京都限定) |
| 冷凍油條(ヨウティヤオ) | 300g・6本入り | 278円 | 業務スーパー |
| 味付け中華ザーサイ | 150g | 98円 | 業務スーパー |
| 干しえび | 50g | 178円 | 業務スーパー |
| 冷凍青ねぎ | 500g | 168円 | 業務スーパー |
| 米酢(タマノイ) | 500mL | 168円 | 業務スーパー |
| しょうゆ(正田) | 1L | 170円 | 業務スーパー |
| 黒酢(タマノイ黒酢100)※今回は未使用 | 500mL | 285円 | 業務スーパー |
冷凍油條が業務スーパーで買える。これがいちばんの発見かもしれません。300gで6本入って278円、1本46円です。

1杯いくら?
- 豆漿 200mL … 約137円
- 油條 1本 … 約46円
- しょうゆ5mL … 約1円/米酢10mL … 約3円
- 干しえび・ザーサイ・青ねぎ … 合わせても数十円
しめて、1杯およそ200円。
東京で食べ歩いたお店では600〜800円前後のものも多いので、自宅ならかなり安く作れます。
ちなみに黒酢も一緒に買いました。今回は米酢で作りましたが、黒酢版は次の宿題にしておきます。お店でも黒酢を使っているところがあって、あちらはコクのある酸味になるんです。
東京以外にお住まいの方は
この豆乳は東京都限定なので、東京以外のセブンイレブンには置いていません。
阜杭豆漿が見つからない場合は、無調整豆乳を使うレシピも多くあります。今後、豆乳を変えて実際に比較してみます。
油條(ヨウティヤオ)だけは、普通のスーパーではまず見かけません。私は業務スーパーの冷凍のものを使いましたが、ネットでも買えます。
※私が使ったものとは別の商品です。Amazonのアソシエイトとして、東京鹹豆漿巡りは適格販売により収入を得ています。
ネットの情報では無調整豆乳を使ったおうちレシピがほとんどなので、今回の調製豆乳で固まったのはかなり面白い実験になりました。
今回は大豆固形分6%以上の「調製豆乳(加糖)」でも、おぼろ状になりました。
家庭の鹹豆漿レシピでは無調整豆乳を使うものが多いため、これはちょっと意外な結果。
ただし、豆乳の種類や大豆固形分によって固まり方がどのくらい変わるのかは、まだわかりません。
次は無調整豆乳や、もっと大豆固形分の高い豆乳でも試してみたいと思います。
無調整豆乳:大豆固形分8%以上。基本的に大豆と水から作られる豆乳
調製豆乳:大豆固形分6%以上。砂糖・塩・植物油脂などを加えて飲みやすく調整したもの
今回使った阜杭豆漿プレーンは「調製豆乳」で、大豆固形分6%以上。しかも加糖です。
それでもおぼろ状になった。ここが今回いちばん面白かったところです。
こんな人におすすめ
- 台湾の朝ごはんが好きだけど、近くにお店がない人
- お店で食べて「これ家でも食べたい」と思った人
- 一度作ってみて、固まらなくて失敗したと思っている人
- 朝ごはんに、あたたかくてタンパク質のあるものを食べたい人
- 台湾に行く予定はまだないけれど、あの味を知っておきたい人
- 火を使わずに作れる朝ごはんを探している人
- 業務スーパーで台湾食材を探している人
まとめ
シェントウジャンは、おうちで作れます。
今回は、しょうゆ5mLと米酢10mL、干しえび・ザーサイを入れた器に、約84℃に温めた豆乳200mLを一気に注ぎました。
今回は、注いで1分ではまださらさらでしたが、もう少し待って底からすくうと、おぼろ状になりました。
台北の行列店の豆乳がセブンで198円で買えると知ってしまったら買う一択でした。
お店で食べるあの一杯とはまた別の、「自分の朝ごはん」としてのシェントウジャンです。
とはいえ、お店にはお店にしか出せないものがあります。
東京のシェントウジャン20軒はこちらにまとめているので、あわせてどうぞ。

今回は「これが正解のレシピ」というより、私のおうちシェントウジャン実験の第1回。
次は豆乳の大豆固形分を変えたり、米酢を黒酢に変えたりして、固まり方と味がどう変わるのか試してみます。
ごちそうさまでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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