こんにちは。小泉朝子です。
セブンイレブンで買える台湾の豆乳「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」で、シェントウジャンを作る実験の3回目です。1回目は日本の米酢で、ふるっとおぼろ状に固まりました。
前回は台湾の烏醋(ウーツー)で作ったら、固まりませんでした。あのとき、こう書いて終わっていました。
日本で売られている黒酢で作ったらどうなるかは、まだ試していません。
その宿題をやりました。使ったのは、家にあった日本の黒酢です。
結果から言うと、「とろさら」に固まりました。

使ったのは「純玄米黒酢」(丸越醸造)

家にあった、丸越醸造の「純玄米黒酢」です。500mL。
じつは、業務スーパーで購入した黒酢を使うつもりでした。うっかり間違えて、家にあったこちらのボトルで作っています。業務スーパーのほうは、また今度やります。
ボトルの裏を見てみました。

| 項目 | 表示 |
|---|---|
| 名称 | 米黒酢 |
| 原材料名 | 玄米(国産) |
| 酸度 | 4.5% |
| 内容量 | 500mL |
| 製造者 | 株式会社丸越醸造(埼玉県新座市) |
原材料は玄米だけ。酸度は4.5%でした。
しょうゆは正田のしょうゆにしました。これは、いちばん最初に米酢で作ったときと同じものです。つまり今回、米酢版から変えたのはお酢だけということになります。
材料(1人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 阜杭豆漿(プレーン・加糖) | 200mL |
| 正田のしょうゆ | 5mL(小さじ1) |
| 純玄米黒酢(丸越醸造) | 10mL(小さじ2) |
| 干しえび | ひとつまみ |
| 味付け中華ザーサイ | お好みで |
| 冷凍青ねぎ | お好みで |
| 冷凍油條(ヨウティヤオ) | 1本 |
しょうゆ5mLに対して、お酢は倍の10mL。この比率は前の2回と同じです。
今回使った阜杭豆漿はセブンイレブン、油條など一部の材料は業務スーパーで購入しました。
なお、今回はラー油を入れ忘れました。彩りは減りましたが、味の感想はそのまま書きます。
作り方
くわしい手順は米酢版のレシピ記事にあります。ここでは、今回やったことだけ短く。
1. 器に、しょうゆと黒酢を先に混ぜてから、具を入れる
今回は、しょうゆ5mLと黒酢10mLを、器の中で先に混ぜました。そのあとにザーサイを入れています。
黒酢を入れた時点で、器の底が茶色くなります。米酢は無色なので、ここは見た目から違いました。
2. 豆漿を電子レンジで温める(80度でした)
耐熱カップに阜杭豆漿を200mL移して、500Wで2分半。前の2回とまったく同じ設定です。
温度をはかったら、ちょうど80度でした。同じレンジ・同じW数・同じ時間でも、その日によってけっこうばらつきます。
3. 高いところから、一気に注ぐ

ここも前と同じ。高い位置から、勢いよく落とします。落ちる勢いで空気が入って、きめの細かい泡が立ちます。
4. 2分待って、下からすくう
注いだらすぐには手を出さず、2分待ちました。それから、スプーンで下からすくいます。
結果は「とろさら」でした
トロッと、少し固まっていました。
さらさらではありません。スプーンにのせると、とろみのぶんだけ重さがあります。
ただ、米酢版のような、ふるっとしたおぼろが浮かぶ感じでもありませんでした。かといって、烏醋版のようにさらさらのままでもない。その中間で、「とろさら」という言葉がいちばん近いです。米酢版よりは、スープ寄りでした。
味は、コクが先にきました
ひとくち食べて、最初に思ったのは、「黒酢のコクがおいしい!」でした。
酸っぱさより先に、コクが来ます。
そのあと、下からすくって食べたら、今度は酸味を感じました。上のほうと下のほうで、味がちがいます。
米酢版とくらべると、酸味はひかえめに感じました。すっぱさがまっすぐ来る米酢に対して、今回は「コク → あとから酸味」という順番でした。
そして、全体をよく混ぜて食べたときがいちばんおいしかったです。黒酢特有のコクと酸味が一緒に来て、とてもおいしかった。
正直に書きます。米酢・烏醋・日本の黒酢の3つを作ってみて、私がいちばん好きだったのは、この日本の黒酢版でした。烏醋の記事を書いた時点では「米酢のほうが食べやすい」と書いていたので、3本目が入って順位が変わったことになります。
なぜ「とろさら」になったのかは、まだ分かりません
気になるところですが、今回作ったのは1回だけです。
豆乳の固まり方は、お酢の種類だけでなく、温度や注ぎ方、待つ時間でも変わります。「黒酢だから、こうなった」とは言えません。今回の条件では、こうなった。いまはそこまでです。
同じ黒酢でもう一度作って、同じ「とろさら」になるかどうかも、まだ確かめていません。
📖 米酢・烏醋・日本の黒酢、3種類の結果をまとめて比べました。
酸度・温度・固まり方・味を一覧にしています。
→ シェントウジャンは酢で固まり方が違う?米酢・烏醋・日本黒酢で作り比べ
こんな人におすすめ
- おうちのシェントウジャンにコクがほしい人
- 米酢版のレシピを作ってみて、別の味も試したくなった人
- 台湾の調味料を取り寄せずに、家にあるお酢で作りたい人
- 黒酢が家にある人
ふるっとした食感がいちばん大事な方は、米酢版のレシピのままがいいと思います。今回は、そこまで固まりませんでした。
まとめ
日本の黒酢(丸越醸造・純玄米黒酢)でシェントウジャンを作ったら、こうなりました。
- 阜杭豆漿200mL・正田しょうゆ5mL・黒酢10mL、500Wで2分半。実測80度
- 2分待ったら、「とろさら」に固まった。米酢版ほどふるっとはせず、烏醋版のようなさらさらでもない
- 味はコクが先。酸味はあとから、ひかえめに。全体を混ぜて食べたときがいちばんおいしかった
- 3種類のなかでは、私はこれがいちばん好みでした
- ただし1回だけの結果。原因は決めつけません
ごちそうさまでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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